顔面神経麻痺

当院へ来られる症状の一つとして顔面神経麻痺があります。
当院へ来られた患者様も、当院を紹介されるまで鍼灸が顔面神経麻痺に効果が
あるなんて知らなかったと言われていました。
実際鍼灸は何に効果があるかということを知らない方が多いと思います。
そのため前にも投稿させていただきましたが、再度『顔面神経麻痺』
について載せていきたいと思います。この症状になられた方はできるだけ早く
施術を受けていただくことをおすすめいたします。

・このようなお悩みはありませんか?

◯朝起きたら顔の半分が動かなくなっていた
◯うがいの時に口から水がこぼれてしまう
◯まぶたが閉じないため目が乾く
○このままの状態がずっと続くのではないかと不安で仕方がない
○回復が遅く、医療機関の他にできることを探している

上記のことでお困りの方がいらっしゃるならば、
当院がお役に立てることができます。

・顔面神経麻痺とは?

ある日突然片側の顔のどちらか半分に麻痺が起こり
『筋肉が動かなくなる』
『眼を閉じられない』
『口が閉じられない』
『口角が上がらない』
『舌の半分の味覚が感じない』
などの症状があります。
また容貌に関わることなので大変なストレスになることでしょう。

顔面神経麻痺を発症する原因は様々なものがありますが、
一番多く見られるのは『ベル麻痺』と呼ばれる突発性の麻痺です。

ベル麻痺は明らかな原因がなく急に起こるものですが、
血流の循環不良による神経の腫れによると考えられています。

次に多いのは水痘・帯状疱疹ウイルス(ヘルペスウイルス)
による神経炎(ラムゼーハンと症候群)です。

水痘・帯状疱疹ウイルス(ヘルペスウイルス)は
『水疱瘡』や『帯状疱疹』のウイルスです。
ウイルスが顔面神経に入り込んで麻痺を生じます。
ウイルスが顔面神経に入り込むことで炎症が生じ、神経が浮腫みます。

顔面神経が頭蓋骨の中を通る所で浮腫を起こした神経が
骨に圧迫されて麻痺が生じるようです。
炎症が周囲の脳神経に波及すると、耳の症状が出現します。

水痘・帯状疱疹ウイルスは以前罹った時に体内に入り込んだ
ウイルスが症状が治った後も顔面神経の膝神経節に潜伏し、
何らかのきっかけで再活性化することで生じると言われてます。

ラムゼーハント症候群は『過労やストレス』、『病気などで
免疫力が低下した時』に生じやすいと言われています。

その他品では高くありませんが中耳炎による神経炎や
耳下腺の悪性腫瘍も原因となります。

顔面神経麻痺は、発症から時間が経過するほど麻痺の改善率が下がる
と言われています。
発症してしまったらできるだけ早く治療に取り掛かることをおすすめいたします。